喫煙:たばこの口腔内への影響
2008年3月19日 水曜日
歯の着色や歯肉の変色、そして歯周病の危険性が高まることです。
歯はタールの色で黄色っぽくなり、歯肉はメラニン色素の沈着で黒ずみます。
20代男性120人を対象に歯肉を調べたところ、黒ずみの有無と喫煙の有無は約8割で一致。喫煙期間が長い人や本数が多い人ほど面積も広い傾向がみられた。
また喫煙は歯肉の血行不良を引き起こす上、白血球の機能(局所防御機能)が低下します。喫煙者は歯肉から出血しにくいため、歯周病を自覚しにくい傾向にあります。
多くの研究から、喫煙者の歯周病のリスクは非喫煙者に比べて29倍高くなると報告されています。その他、細菌と肺や気管支に沈着した臭いが混ざり合って、独特の口臭も生じます。
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