歯科医院でも『マタニティーマーク』
2008年3月19日 水曜日
3月に厚生労働省から発表されたマタニティマーク(妊娠されている方が、妊娠している事を回りにそれとなく知らせるためのもので、これによって交通機関などで席を譲ったり、このマークをつけた人の周囲では喫煙を控えてもらうなどの社会的に暖かい配慮を期待して考えられたもの)についてのお話です。
電車など各種交通機関の優先席ではおなかの大きな妊婦のマークが使われていますが、妊娠初期には外見から妊娠している事が分かりづらい事から、周囲からの理解が得られにくいことがあると思います。
このたび、21世紀の母子保健分野の国民運動計画である「健やか親子21」では、妊娠初期の妊婦さんが周囲に妊娠していることを知らせる「マタニティーマーク」を決め、厚生労働省から3月10日に公表されました。
母親が赤ちゃんをやさしく抱くハート形のデザインで、一般公募された1661点の中から選ばれました。 バッジなどにして身につけ、職場や公共の場でさりげなく配慮を求めるのに役立ててもらうとのことです。デザインは厚労省のホームページから入手し、自由に利用できます。
なお、歯科治療は、妊娠中期(妊娠5〜7ヶ月)の比較的安定している時期に行うのが望ましいとされています。そのため、妊娠されている方の治療計画は、通常より大きく変わってきます。現在妊娠されている方は、治療前に担当医へその旨を伝えましょう。
(参考;厚生労働省ホームページ ⇒マタニティマークについて )
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