光学印象
2021年6月28日 月曜日
「光学印象(こうがくいんしょう)」をご存知ですか。
歯科医院で虫歯の治療をした方は粘土の様な材料で歯の型どりをされた経験があると思います。ひんやりと冷たくて、グニャリとした材料を使っています。その「型どり」の事を歯科の専門用語で「印象」と呼びます。
光学印象は従来の型どりと異なり、「光」を使って型どりをすることを言います。まったく新しい型どりの方法で粘土の様な材料は一切使わず、お口の中はもちろん、お口周りも汚れません。
具体的には小さなカメラをお口の中に入れて、一秒間に何枚もの写真を撮ると同時にデジタル技術を用いて、カメラで取得した画像データを三次元的な画像を構成します。そして、お口の中の形態をデジタル情報に変換することで型どりをします。
昨今の医療現場ではデジタル技術が急速に普及しています。光学印象も新しい技術です。
しのはら歯科医院では従来の技術を尊重しながら、光学印象など最新技術も積極的に日々の治療に取り入れております。
従来の型どりが苦手な方、嘔吐反射をお持ちの方は、お気軽にご相談下さい。
髙梨
Drブログ一覧